アルパイントリガーフィンガーミトン
手の甲側。手の甲で眼鏡などをぬぐえるようになっている。
手のひら側は滑りにくいヤギ皮で補強されている。
ウール製のインナーは取り外し可能で交換用品も販売されている。
■メーカー/ 製品名 : montbell(モンベル)/ アルパイントリガーフィンガーミトン
■レビュー執筆(加筆)までの使用期間 : 約3年
【購入のきっかけ】
これまでホームセンターの手袋やモンベルのウインドストッパーを使っていたが、真冬の自転車通勤では小指が冷えて役に立たなかった。また掌の素材が劣化しやすいのも難点だった。
【比較した製品】
montbell(モンベル)/ アルパイングローブフィット
5本指型かミトン型か悩んだが、ミトン型のほうが小指が温かいと知ってミトン型にした。
★長所・短所
〇性能が良すぎて通常用途ではオーバースペック
真冬の自転車通勤と真冬の1000m級の山登りで使用。氷点下の自転車通勤では若干手の中が汗ばみむ感じ。気温-2度での山登りでは手の中か汗だくで着けていられないほど暑くなった。
真冬に普通の手袋を着けて自転車に乗ると真っ先に指(特に小指)が冷たくなるが、本製品を着けた場合、顔や全身が冷たいのに手の中だけが温かいので不思議な感覚になる。
〇手のひらが滑りにくく丈夫
3年間冬の自転車通勤で使い続けたがヤギ皮の補強部分は劣化が無く、むしろ柔らかさが増している。皮なのにメンテナンス不要なのもうれしい。
〇インナーが臭くなりにくい
ウールなのでにおいが付きにくい。またインナーは取り外して洗うことができる。
×高い
税込15,180円。ワークマンの680円手袋が20双買えてしまう。
★その他注意点(写真付き)
乾燥機厳禁。うっかり50℃の弱乾燥モードで乾かしたら防水素材が熱で変形し剥離した。
手首部分を裏返したところ。
左手の黒い防水フィルムが剥がれている。こうなると防水できないばかりかフィルムが手やインナーに引っかかってしまう。
防水フィルムを完全にはがしたところ。
薄く伸び縮みするゴムのような素材でなんとも頼りない。
製品の注意書きに「防水膜を傷つけないためアウターだけの使用はしないように」と書かれている。繊細な取り扱いが必要なようだ。
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