カテゴリー「大井川鉄道」の記事

2010年4月 4日 (日)

大井川鉄道再訪(家山)

青春18きっぷが3回分残っていたので、以前から行きたいと言っていたgamiさんと静岡県の大井川鉄道に鈍行列車11時間の旅へ。

6時10分に大宮駅JR改札で合流し、18きっぷを2人で共用する手筈だったのに、私が改札口を錯覚したせいで、あわや計画崩壊直前のハメに陥った。




2010_0403_04

大宮上野品川熱海興津と乗り換え、5時間。
午前11時13分、JR金谷駅に到着。

鈍行列車の苦痛も2人だとかなり和らいだ。なにより会話など時間潰しのネタに困らないし、相方に荷物を預けてトイレや買物に行けるのは大きい。前回一人で行ったときは暇潰しの手段が読書しかなかったので本を読みすぎて首が痛かったし、荷物を置いての行動(トイレ等)がとれなかったので飲み物はほとんど飲めなかった。




2010_0403_01

まずは「11:40金谷着」とその折り返しを撮るため俯瞰場所へ。

坂道沿いに建てられた住宅地を上り、目的地近くの国道473号沿いの牧の原公園へショートカット。2回目なので手際よく移動できた。





2010_0403_03

ところが、初っぱなからうっかりミス炸裂。
最初の「上り回送」は問題なく撮れたものの、その折り返しに気付かず、
狙っていた「大代川橋梁のカーブ」で撮影できず。

で、悪あがきで新金谷駅に入るSLをズームで撮ったのが↑
カメラのプレビュー画面でさえこれは酷いと思ったのだから、PCで確認する気にもならなかった。




2010_0403_05

俯瞰撮影後、金谷駅で駅弁を買って昼飯。

12時54分発の千頭行きに乗車。家山駅を目指す。
外国人の乗客が目立った。外国では有名なのだろうか。





2010_0403_06

五和駅を境に住宅地から茶畑や河川などの田舎っぽい風景に変わり、神尾駅を過ぎた頃から進行方向右側(河川側)に奇麗な桜並木が見え始めた。

左側に座っていた乗客たちも一斉に立ち上がって桜を見ていた。桜は外国人には特にインパクトが強いらしく目が釘付けになっていた。





2010_0403_07b2010_0403_07a

桜はてっきり五和~神尾などの一部でしか見られないと思っていたので、家山では諦めていたのに、ところがどっこい家山駅周辺もこのとおり。

家山では3本分
の撮影チャンスがあるので、ここでgamiさんとは別行動を取り、各々が決めた撮影地で撮ることにした。





2010_0403_07c

某サイトで見た「獅子抜里俯瞰」への移動がてら。
こう書くとのんびりしているようだが、このときは14時28分の649レ回送の撮影に間に合わせるため、汗だくになりながら競歩で林道を駆け上っていた。

ところが俯瞰場所に着くと、樹木が林立していて大井川鉄道はおろか、大井川の河川敷すら見られない有様。当然撮影は無理なので
大急ぎで駅へUターン。今度は競歩どころではなく走りながら…




2010_0403_07d

脇目もふらずに駆け下り、駅の近くまで戻ったものの、発車時間が押し迫っていたので駿遠橋の橋上で待ち伏せ。ところが来たのは649レ回送ではなく普通列車。

不思議に思っていると、桜並木越しに家山駅辺りで煙が出ているのを確認。このときようやく、649レ回送となるはずのSLが、15:00家山発の臨時SL列車として運行されていることに気付いた。

かくして15:00発上りSLを撮るため大急ぎで家山駅へ。




2010_0403_08a

2010_0403_08c

家山駅停車中の上りSL。上りなので向きは逆。


桜とSLの組み合わせの素晴らしさ。しかし、そんな感傷に耽っている暇は無い。上りSLが発車するまでに河原から撮影できるポイントを見つけ、斜め逆光という撮影条件をパスする露出を探し出さなければならないため、大井川の河原に向かってダッシュ。

家山に着いてから走りっぱなしで、早くも太ももが筋肉痛に。





★1002レ(上り臨時:逆向き牽引) - 家山川河川敷 -
2010_0403_09_2

家山駅15:48発1004レ。
家山川橋梁を南へ渡り、国道と鉄道が分かれている所で良いポイントを発見。既に数人の撮影者がいたが、彼らから少し離れた空間をキープ。
時間が迫っていたので急いで三脚を取り出す。わずかの差で普通列車を逃がしたため試し撮りできなかったのが痛かった。





★1004レ(上り:逆向き牽引) - 家山川橋梁の南の空き地 -

2010_0403_10_2

しかし、このカメラ(pentax k-xカスタムカラー)を持っていると知らない人に話しかけられることが多い。持ち主はおっさんなのに。

どうもカメラっぽくない色(おもちゃっぽい色)のせいか子供の目を引くらしく、それを見た子供がお母さんやお父さんに話し、お母さんが『もうすぐSL来るんですか?』という感じで話しかけてくるパターンが多い。
ただ、この写真の時がそうだったが、撮影後まで背後に家族連れがたくさん見ていたので、プレッシャーがすごかった。いつもと違う意味で緊張した。





★102レ(上り:逆向き牽引) - 家山川河川敷 -
2010_0403_11_2

3発目は河原からの横アングル狙い。
できれば1発目とは違う角度にしたいなと河原を歩いていると突然ウ●コがもよおしてきた。

朝のトイレのときに心残りな終え方をしたので、もしやと思っていたが、さきほどの緊張のせいか、最悪のタイミングで爆弾を抱え込んでしまいました。

そんな極限の精神状態で撮ったのがこれ。
『もう失敗でも何でもいいから、今すぐ便所にワープさせてください神様!』と尻をすぼめながら撮ったわりには1発目よりマシかもしれない。





2010_0403_12a
2010_0403_12b


3本目のSLを撮り終え、家山駅でgamiさんと合流。
もう、来ることはないかもしれないので列車が来るまで記念撮影。
そしてこの後、往路と同じく5時間半掛けて家路へ。

同行したgamiさんには『鈍行列車の旅は拷問ですよ』と事前に言っていたのに今日は全く疲れた様子は見せていなかったし、むしろ私より元気にしていた。
きつかったけど本当に来てよかったと思った。





2010_0404_03_2

翌4日は朝の寝台特急コンビを撮りに白岡周辺へ。
この日は北斗星がレインボーと呼ばれる機関車(EF-81 95)で牽引されたため、白岡陸橋には多くの人が賑わっていたので、
仕方なく久喜に向かう途中の沙汰踏切から300mmズームで障害物の隙間をぬって強引に撮影。

2010年3月14日 (日)

大井川鉄道(金谷~新金谷)

今月は三脚を買ったりしたので超が付くほど金欠だったが、こんなときに限って撮り鉄したくなるのが人の性ということで、無い袖振って青春18きっぷを買い、大井川鉄道のSLを撮りに行った。

新白岡5時52分発上野行きの電車から、ひたすら鈍行列車を乗り継ぎ、11時13分に静岡県の「金谷駅」に到着。

事前に調べたポイントは金谷~新金谷間の3箇所。
突発的に行く先を決めたのと、金欠や時間的な制約で大井川鉄道には乗れそうもなかったので、金谷~新金谷間に限定して勝負を賭けた。





2010_03_14a

大井川鉄道の金谷駅。JR金谷駅のすぐ横にある。
SLの乗車券は売り切れていなければ当日でも買えるとのことだった。

上り金谷行きのSLが戻ってくるのは11時48分。時間が無い。
駅でSLを待ち伏せても良かったが、人が多い所で撮るのは性に合わないので駅前を通っている国道の坂を上った先の高台から俯瞰で撮影した。





2010_03_14b

高台へ登る途中。
急な上り坂で急いで登っていることもあって汗が噴き出してくる。
ジャケットを脱いでタオルを首から下げながら目指すポイントへ急ぐ。




■SL1発目(俯瞰)

下り坂の走行シーンなので煙は無し。
電線が非常に多い場所なので構図が制限されてしまった。
ここよりもっといい場所があったのかもしれない。いやあったはず…





2010_03_14d

SLに続いてJRの普通列車もパシャリ。
電車は小さくなってしまうが、こういう風に撮るのもなかなか楽しい。





2010_03_14e

大代川橋梁からやや金谷寄りの小さな橋の上に良い高台を発見。

次のSLが来るのは16時50分。
ここに到着したのは12時40分頃なので4時間待ちだが、初めての地で勝手が分からないので、下手にうろつかず、ここで粘ることにした。周囲は住宅が多いが、茶畑やみかんの木があったりで雰囲気はまあまあ。





2010_03_14f

JR普通列車の離合。

この高台は、すぐ手前(北)が大井川鉄道、すぐ背後(南)がJRなので、大井川鉄道・JRとも、列車が来るとすぐにシャッターを切れるのが強み。

そして4時間待って、ようやく金谷行きのSLが来た。



■SL南アルプス号

電線が多いのがいまいちだった。たぶんここより良い場所があったはと思うが、これまでの経験上、初めから良い写真が撮れるはずがないので仕方がない。

20分ほどしてからSL(かわね路号)が来たのでそれも撮影。

現地を撤収し、金谷駅17時19分発の列車で帰路へ。
自宅到着は22時30分だった。ほとんどの区間で座れたとはいえ、12時間座りっぱなしの旅はしんどかった。




■北斗星上り(白岡陸橋)

翌日曜日は6時に起き、朝一番で白岡陸橋へ。戦士に休息は無い。
この日はカシオペア、北斗星ともに1時間以上の遅れ。




■カシオペア下り(ワシクリ)

午後からはgamiさんとワシクリへ。初めてのワシクリだったが、時間に充分余裕をもって行ったので良い位置で撮影できた。