わたらせ渓谷鉄道イルミネーション列車ほか
土曜は休日出勤だったが、2週間鉄から離れたら禁断症状が出てきたので、午後からレンタカーを借りてわたらせ渓谷鉄道へ行った。
11時過ぎに春日部を出発。混雑する道ばかり表示したり、それを無視するとUターンさせても元の道に戻そうとする馬鹿ナビにイラつかされながら、15時過ぎ神戸(ごうど)駅に到着。
神戸では16:08の離合と「レストラン清流」に立ち寄るのが目的である。
あいにくレストラン清流は16:30閉店で店内での食事は難しかったので、一度食べたかった「やまと豚弁当」を持ち帰りで頼み、それが出来るまでの間、離合や店内を撮影した(店員の許可を得て撮影)。
次に隣の沢入駅へ向かった。
冬場につらいのがカメラのボタン操作。手袋をしたままでは操作できないので、どんなに手が冷たくても素手で操作するしかない。
725D(イルミネーション1号 間藤行き) 沢入駅(2012年1月28日)
気温は氷点下5℃。
手の感覚が無くなるほど冷たかったが風が弱かったのが救いだった。
しかし気温が低いのでバッテリーの減りが早い。
728D(イルミネーション2号 桐生行き) 沢入駅(2012年1月28日)
満タンだったバッテリーはこれの撮影直前空っぽになった。
気温が低いのはカメラにも過酷なんだなと考えながらかじかんだ手でバッテリーを交換。その直後列車が来たのでギリギリ間に合った。
わたらせ鉄道の締めは終着の地、間藤駅。
効率重視なら間藤は除外するが、ここはどうしても外せなかった。
夜の終着駅、廃線跡へ続く孤独な駅。間藤駅。
終着駅とは名前ばかり。
誰も降りず列車はすぐに引き返す、いつも孤独な駅。
そんな間藤駅を一人寂しく撮ってみたかった。
間藤駅から見上げた冬の夜空。こんな夜空を一人占めできる。
星を撮ったり駅の周辺を見て回ると、突然ピーという鳴き声と樹を掻き分けるガサガサという音が聞こえた。
「カモシカの見られる駅」というのは本当だった。
車内でやまと豚弁当を食べながら、この後秘境駅の男鹿高原を目指そうと思ったが、途中の道路が凍結していたので中止した。
いったん桐生に引き返し、仮眠と休憩を取りつつR4バイパスを北上し、別の目的地を目指した。
栃木県某所。
ここは撮影などで数回訪れており、冬に来たのは初めてである。
車はこんなとき便利だ。僻地でも楽に機材を持ち込めるし暖も取れる。
ここでしばらく撮影してから国道4号で家路に着いた。
掛かった交通費は12,000円。
レンタカー24時間約8,000円+ガソリン代(4,400円)だった。一人だったので割高に付いたものの選択肢としては有効だと思った。列車より行動範囲が広がるし、終電やホテルのチェックインを気にすることもない。夜に複数の目的地に立ち寄れるのは大きなメリットだ。
いっぽう混雑や事故等のリスクがある上、駐車スペースの確保に困ったりなど、スムーズにいかない面もあった。
今後は状況に応じて列車とレンタカーを使い分けていきたい。
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