カテゴリー「登山」の記事

2020年4月22日 (水)

東篭ノ登山 絶景かな絶景かな

短時間で登れる2000m級の山を探したところ東篭ノ登山を見つけた。
長野と群馬の県境にあり、先月登った湯ノ丸山とは目と鼻の先にある。

標高は2228m。夜明けから登り始めた。



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第4駐車場横のゲレンデを直接登る。
こうしてみると雄大だが、実際は大半の雪が腐って踏み抜きまみれだった。




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池の平駐車場。無雪期ならここまで車で来れる。

この先の樹林地帯が最悪だった。雪が中途半端に融けていて一歩ごとに踏み抜いた。4月後半だからスノーシューはいらないだろと持ってこなかったことを深く後悔した。




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樹林地帯の踏み抜きで何度も撤収しかけたが諦めずに山頂へ。
地蔵峠から2時間20分かかった。無雪期なら1時間半で来れるらしい。

ただ山頂からの眺めはその苦労を補って余りあるほど素晴らしかった。




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ガレ場と霧氷に覆われた頂上一帯と頂上からの眺め。
眼福とはまさにこのこと。これを独り占めできたのは至福だった。

風さえなければもっと長い時間居たかったなぁ。




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池の平から少し下りたところで飯にした。

ソーセージはボイルしたほうが旨いと知って今回はゆでた。
ゆで汁をカレーメシに注げば水と燃料が無駄にならず一石二鳥。




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スキー場は4月5日に営業終了したため地蔵峠の駐車場は閑散としていた。
ホテルは通年営業しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で5月24日まで営業を自粛するそうだ。


★登山記録
■2020年4月22日(水) 晴れ 最高気温6℃ 最低気温-3℃
■コースタイム
地蔵峠駐車場4:50→池の平5:55-6;05→山頂7:08-7;13→池の平8:00→地蔵峠駐車場9:10
■登山口から遭遇した人数 0人
■備考・注意点
・水場は無し
・展望は360度

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2020年4月14日 (火)

守屋山ふたたび

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静かな山へ行こうと山梨の雨乞岳に向かったところ、アプローチの林道が4月末まで閉鎖していた。
先日登った人のレポがあったので「なんで?」と思ったら、その人は別の登山口から登っていたらしい。つまり私の調査不足ってオチ。

諦めて帰ろうとナビを見たら守屋山の杖突峠が目に入った。ここから25kmほどで行けるようだ。




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杖突峠に着くと雪が降り始めた。さらさらの雪で積もるのが早い。

レンタカーがノーマルタイヤなのでいったんは諦めて峠を下りたが下のほうは雨だった。どうやら雪が降っているのは峠の上だけのようだ。




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結局登ることにした。除雪車がパトロールしていたから大丈夫だろうと。
登山道は雪一色で踏み跡無し。ところどころ動物の足跡があるのみ。




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東峰頂上。風が強くザックカバーが1分もしないうちに雪で見えなくなるほど多くの雪が降っていた。
景色は全く見えなかったが辺り一面の銀世界が美しかった。




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西峰。こっちが本当の頂上。
西峰には雨風しのげる山小屋がある。前回来たときはこんな手軽な山に山小屋なんていらないだろと思ったが、この日はありがたかった。




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山小屋でソーセージと卵を炒めて食べた。おいしかったなぁ。

今日は誰にも会わなかった。
雪の上は私と動物の足跡だけ。いい登山だった。


★登山記録
■2020年4月13日(月) 雪 最高気温-1℃ 最低気温-2℃
■コースタイム
駐車場6:30→東峰7:40-7;46→西峰8:04-8:50→駐車場10:00
■登山口から遭遇した人数 0人
■備考・注意点
・登山口の沢で水補給可(冬も可)
・展望は両山頂ともに360度

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2020年3月30日 (月)

湯ノ丸山 魔の踏み抜き地獄

楽に登れる2000m級の山ということで長野・群馬県境の湯ノ丸山(標高2101m)に向かった。
だがそんなに甘くはなかった。



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湯ノ丸山登山口の地蔵峠駐車場。
目の前に湯ノ丸スキー場があり、車が1500台置ける。

ぽつんと停まっているのが私の車。駐車場は除雪されてなかったのでこの通り。ノーマルタイヤなので帰りの下り坂が心配だったが凍結箇所は巡回の除雪車が溶かしてくれたようで安全に走れた。




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スキー場のゲレンデを直に登ることもできるがこの日は迂回した。

踏み抜きがすごい。登り始めて10分で帰りたくなった。
雪に足がズボズボめり込んで登るのに大変な労力を使う。イメージが湧かない人のために書くと砂の上り坂を登っている感じ。




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ゲレンデを登りつめた所。40分かかった。
無雪期なら15分程度で登れるだろうに。

この後もひたすら踏み抜きの連続で、股まで踏み抜く所も何か所かあった。
登りが特にきつく平坦な道がややきつい感じ。いずれも歩行ロスが大きすぎて精神的にきつい。




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頂上直下。といってもこれを撮影した時はまだ分かってない。
もしこの先に道があったら諦めて引き返そうと思っていた。

踏み抜きはこの辺が一番ひどかった。




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スタートから2時間10分。コースタイムの2倍掛かった。
今さら言っても遅いがスノーシューがあればもっと楽に登れた。ネットの情報を鵜呑みにして持参しなかったのが悔やまれる。




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山頂からの景色は抜群で朝靄も相まって美しかった。
・・・が、風が強すぎて5分しかいられなかった。手袋を外すとすぐ手が冷たくなるので撮影も一苦労。




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標柱を風よけにして急いで撮影。
写真では風の強さも寒さも伝わらないが、もう・・・すごかった。

寄り道せず逃げるように頂上を後にした。




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2000m峰になると気圧が低くてスティックコーヒーの袋なんかもパンパンに膨らむのが面白い。

あと私の場合、高所に行くと鼓膜が閉じたように周りの音や自分の声が極端に聞こえにくくなる。標高300mくらいまで下りてあくびの真似をすると鼓膜が復活して周りがいきなり大音量になる。

この日登山客には会わなかったが、駐車場に戻ったとき登山支度をしていた親子を見た。



★登山記録
■2020年3月30日(月) 曇り 最高気温4℃ 最低気温-7℃
■コースタイム
地蔵峠駐車場5:50→東屋6:36→山頂7:55-8;00→東屋8:37-8:55→地蔵峠駐車場9:15
■登山口から遭遇した人数 0人
■備考・注意点
・水場は無し
・展望は360度

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2020年2月20日 (木)

守屋山 - 日本アルプスを一望できる山

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展望が良く気軽に登れるという長野県の守屋山に登った。

写真は登山口の杖突峠。峠道を登りつめた所にあり「中央道晴ヶ峰カントリークラブ」の案内板が目印。登山客は対面の太陽光施設の敷地に10台ほど駐車できる。



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太陽光施設の脇の山道を登りつめると林道と登山道が平行する。
どちらも登山口に至るが登山道のほうが雰囲気は良い。



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1時間半ほどで360度大パノラマの山頂へ。
いつも食い方にうるさそうなラーメン屋のポーズをしてしまう。



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朝6時半(日の出)から登ったせいか行きは誰にも会わなかった。
早朝は人が少なく美しい靄が見られてお薦め。



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守屋山山頂には方位盤があり山座同定を楽しめる。
一番目を引いたのは御岳山方面かな。



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さっきの頂上(東峰)から15分ほどで本当の頂上(西峰)に着く。
こちらは方位盤はないがベンチが置かれ、腰かけながら景色を堪能できる。カップルや友だち同士なら楽しい山登りになりそう。



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諏訪湖と街並みは西峰のほうがよく見える。
この日は下山中に4組(8人)とすれ違った。冬の平日でこれだから春秋や休日は賑わいそうだ。


★登山記録
■2020年2月20日(木) 曇りときどき晴れ 最高気温12℃ 最低気温-5℃
■コースタイム
駐車場6:30→登山口6:56-7:02→東峰7:42-7;52→西峰8:20-9:15→駐車場10:05
■登山口から遭遇した人数 下山中に4組8人
■備考・注意点
・登山口の沢で水補給可(冬も可)
・展望は両山頂ともに360度

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2020年2月13日 (木)

妙法ヶ岳~霧藻ヶ峰

三峰神社への参拝を兼ねて職場の同僚と秩父の妙法ヶ岳と霧藻ヶ峰を登った。
出発は朝6時。三峰神社の駐車場に8時40分に着き、9時から登り始めた。



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妙法ヶ岳山頂。三峰神社の奥宮でもある。
よくまあこんな山の上に建てたものだと感心。

通常、駐車場から1時間ほどで来れるが、この日は道が一部凍結していたためチェーンスパイク(軽アイゼン)が必要だった。



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1時間半ほどで霧藻ヶ峰へ。
同僚がばてて若干時間がかかったが、妙法ヶ岳からは通常1時間程度で着く。

霧藻ヶ峰への道は雲取山の縦走路にあり、道が分かりやすく歩きやすかった。この日妙法ヶ岳~霧藻ヶ峰の道は全体の6割ほどで積雪と凍結があった。



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帰り道。冬枯れのブナ林が気持ちよかった。



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下山後に立ち寄った三峰神社。パワースポットとして有名。
平日ながらいろんな人たちが訪れていた。



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参拝路入口の大島屋のわらじかつ丼。1000円。
タレのついたご飯にわらじのような大きなカツが二枚乗っている。
見た目通りボリュームがあった。味付けはやや甘く薄め。



★登山記録
■2020年2月12日(水) 曇り 最高気温12℃ 最低気温-4℃
■コースタイム
三峰神社駐車場9:00→妙法ヶ岳10:13-17→霧藻ヶ峰11:34-12;20→三峰神社駐車場13:30
■登山口から遭遇した人数 下山中に2人
■備考・注意点
・三峰神社に販売機あり(山中に水場無し)
・展望は両山頂ともに90~180度程度

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2020年1月24日 (金)

父不見山

未踏の山に行こうと秩父の父不見山に登った。
車があるので公共交通機関ではできない夜明けからの山登りを楽しんだ。



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杉の峠北駐車場。車は5~6台置ける。
県道71号線からやや荒れた林道を入った先にある。

なおこの日は誰にも会わなかった。



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朝8時。駐車場から1時間半ほどで山頂へ。谷にかかる朝靄が幻想的だった。
なお公共交通機関では始バスの最寄り(生利バス停 8時10分着)から2時間半ほどかかる。私の場合始バスに間に合わないのでさらに2時間余計にかかる。

車の便利さをまざまざと感じた一日だった。




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途中、杉の峠までは作業道が入り込んでややこしい。「神流川マウンテンラン&ウォーク」の白看板やピンクタスキを見ながら行けば迷うことはないが、無い箇所もある。そういった所では基本的にまっすぐの道を行けば問題ない。


★登山記録
■2020年1月24日(金) 曇り 最高気温4℃ 最低気温-3℃
■コースタイム
杉の峠北駐車場6:40→杉の峠7:34→父不見山山頂7:58-8;10→杉の峠北駐車場9:10
■登山口から遭遇した人数 0人
■備考・注意点
・最初の沢で水補給可(冬も可)
・展望は木々の隙間からわずかに見える程度

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2020年1月 1日 (水)

西上州 笠丸山(4回目)

元旦に単独で山に登った。単独行は5年半ぶりだ。
笠丸山は群馬県神流町の山で春は多くのハイカーが訪れるが春以外は静かな山行が楽しめる。



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最初のつづら折りを登りつめたところ。
登山口から1時間強で登れる山だがブランクが長すぎた。登りは息が上がって何度も休憩をはさんだ。



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息を切らしつつ1時間ほどで山頂へ。ザックの形状安定役の相棒と記念撮影。
この日は誰にも会わなかった。また踏み跡がなかったので今年山に入ったのは私が初めてだったようだ。



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頂上で食事してから下山した。ときおり風が冷たかった。

高校の登山部にいた頃、貧しくて買えなかったガスボンベとガスコンロ。
大人になってなんの感動も無く買って使っている。本当はあの頃欲しかった。


★登山記録
■2020年1月1日(水) 晴れ 最高気温9℃ 最低気温-3℃
■コースタイム
笠丸トンネル前10:25→登山口10:35→西峰11:40-12;20→登山口13:00
■登山口から遭遇した人数 0人
■備考・注意点
・地蔵峠から北に下る沢で水を補給できる(冬も可)が冬の通行は危険。
・東峰⇔西峰頂稜は眺め抜群。ただし足を踏み外したら死を免れない箇所があるので注意。

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2018年6月10日 (日)

雨の高尾山

合コン登山は雨天決行した。
Hさんの友人が急遽来れなくなり、仕事が日曜の朝6時まで掛かったため待ち合わせを2時間遅らせたり小ハプニングはあったが、無事つつがなく終わった。

メンツは職場の同期でいつも一緒に登るO君と職場の後輩Hさん。今回は初の女性参加となった。



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世界一登山客が多い山なのに、雨なので空いていた。
食事処や帰りのケーブルカーもすんなり入れたので、雨でかえって良かったかもしれない。

Hさんは最初はバテバテでつらそうだった。
これで山を嫌いにならなければ・・・と心配したが、後半は健脚を発揮し、また行きたいと言ってくれたので肩の荷が下りた。



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食事処でそばを注文したら、Hさんが手作りのお弁当を出してくれた。今日の登山でこれが一番嬉しかった。味付けもちょうどよく美味しかったし、また作ってほしいなぁ。

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2018年5月 5日 (土)

会津 七ヶ岳(たかつえ登山口ピストン)

GW中の5月4日、職場のO君と七ヶ岳に登った。
4年前の2014年に電車とバスを使ってたかつえ登山口から単独で登ったときは残雪が厚くて登りに体力と時間を使った。

今回は車で移動した。現地(会津アストリアホテル)に8時半到着。公共交通機関では同ホテルに11時頃着くので2時間半ほどのアドバンテージを得た。

※2018年5月現在、七ヶ岳はたかつえ登山道以外のコースで入山が禁止されている




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残雪は頂上直下からの登り返し以外なし。アイゼンとスノーポンまで持参したのに拍子抜けというか、楽な登山だった。




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4年前のGWの同コース。
アイゼンが効かず、雪に足を取られて文字通り苦行だった。




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頂上付近から縦走路をバックに撮影。
この先のコースも入山が禁止されているので縦走路を行く人は誰もいなかった。

天気は終始曇り。
途中軽い雨に降られ、晴れ間はわずかしか見られなかった。




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山頂では卵を落とした棒ラーメンをO君に振舞った。
「これ女性の前でやったらもてますよ!」とこれから婚活に臨む者らしい感想をくれた。




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帰り道、会津高原尾瀬口駅の恋路茶屋でソースカツ丼を食べ、秘境駅の男鹿高原駅へ寄り道。
道の駅でおみやげを買って夜8時に帰宅。
眠くて疲れてるなか、長時間の運転お疲れ様でした。


★登山記録
■2018年5月4日(金) 雨のち曇りときどき晴れ 最高気温15℃ 最低気温3℃

■コースタイム
会津アストリアホテル駐車場8:40→七ヶ岳山頂11:18-12:15→縦走路12:15-12:50→会津アストリアホテル駐車場14:50

■総歩行距離 約11km(マピヨンのキョリ測で測定)

■登山口から遭遇した人数 3組4人

■備考・注意点
4年前(2014年5月)はゲレンデから山頂まで積雪が続いたが、今年は日陰に若干雪があった程度で登山靴で歩行できた。

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2018年1月 2日 (火)

4年ぶりの大屋山

4年ぶりに群馬県南牧町の大屋山に登った。
前回は公共交通機関だったので時間が無くてせわしなかったが、今回は車なので途中で堕落するほど時間に余裕があった。

車は偉大だ。山登り限定で車がほしい。



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ふかふかの落ち葉に寝そべりスマホをいじくるニート1号こと私。
ここは気持ちよく、自分の家並みにくつろげた。



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ニート2号ことO君。
寝そべり方に遠慮があり、まだ堕落したニートに徹しきれてない。



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大屋山山頂先の絶壁から。どう見てもIS戦闘員なニート1号。
積雪は山頂から絶壁への稜線に僅かだけ。O君にチェーンスパイクを貸したらその性能に驚いていた。

帰りは鷲宮神社に寄って初詣。
2日の夕方4時頃だったがかなりの人手だった。

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