色褪せない記憶
あの大震災から12年。2011年は青春18きっぷで何度か福島に行った。東北出身者として、いてもたってもいられなかった。
いわきから広野へ向かう電車のなか、花束を持つ喪服姿の女性を見て悲しくて泣きそうになった。夕方海岸沿いを歩いたとき、至る所で倒壊した建物や破壊された何かの残骸を見た。荒らされた自販機もあった。
埼玉でも輪番停電なんてのがあった。信号機が点かないから警官が手信号で交通整理していた。漁業がストップしてカマボコを作れず、一時マルちゃん赤いきつねのカマボコ抜きが出回った。東日本大震災の記憶は何年経っても色褪せない。
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