日本列島南から北へ - 空と海の旅 おまけ編 -
今回利用したJALダイナミックパッケージは27,200円で、行き帰りの航空券と一泊のホテル代が込みになったプランだった。
これがどれほど安いかというと、航空券を片道ずつLCC(格安航空会社)で買い、そこにホテル代を足したくらい。これで儲けがあるのか心配したくなるが、その分繁忙期でがっぽり儲けているのだろう。
で、お盆はどれだけ高いか調べると、今回と同じ条件で105,500円だった。それでも6月7日時点で残り空席2~3しかない。こういう人たちは一回の家族旅行で50万とか100万くらい使えるお金持ちなんだろう。
九州新幹線の全線開通まで新幹線リレー号として運行していた787系は、今ではただのザコ……ではなく特急列車に成り下がった。
以前は787系のDXグリーンに乗ろうと夢見ていたが、スペーシアの個室やフェリーの上級客室級に乗ったらそんな気は失せてしまった。
特急「指宿のたまて箱」。鹿児島中央と指宿を結ぶ観光列車。
客室乗務員が同乗し、サービスが充実していて人気が高いようだ。
人気が高いのはともかく、このデザインはどうかなと思う。
指宿枕崎線の車内。晴れていたら綺麗な眺めだったと思う。
この日は朝は曇っていたが、この列車に乗ってから雨が降り始めた。
西大山駅の外には幸せを届けるという黄色いポストが置かれていて、訪れた人が記念撮影する場所になっている。
平日の雨の無人駅なのに人が多かった。休日だとどうなるんだろう。
天文館へ歩く道すがら見つけた西郷どんの自販機。
鹿児島では少しだけ薩摩弁を聞くことができた。九州の方言は難解で特に年配者の薩摩弁は何を言ってるのか分からない。
余談だが私の親父は生まれが熊本で、普段は標準語を話すのに実家と電話するときは訛りの強い熊本弁で話していた。そのたびにいつも親父がバイリンガルに見えた。
電動アシスト自転車で桜島の遊歩道を巡る。
空は曇っているのではなく灰で覆われている。反対側は晴れていた。
桜島は坂が多く、地面に積もった灰で走行ロスが大きい。そのせいでバッテリーの減りが早かった。
観光客が車で鹿児島に来ると、市電との通行の兼ね合いをどうすれば良いか分からなくなることがあるそうだ。
今回そうした場面を何度か見たが、いずれも後ろの地元のドライバーが短いクラクションで合図してやっていた。
鹿児島の人は優しいなあと見ていて思った。
これが東京埼玉なら合図兼怒りのクラクションになる。しかもルームミラーを見ると鬼のような顔をした後ろのドライバーがなにやら喚いていることが多い。関東に戻って本当に糞みたいな所に帰ってきたなと実感した。
鹿児島中央駅に駆逐された感の鹿児島駅。
こちらは長閑なもので、駅員は退屈そうだった。
フェリーさんふらわあで食べるため、鹿児島中央駅の売店で買った「黒豚とんかつ弁当」が絶品だった。あんまり美味しいので、急いでかき込んでしまい、しばらくの間しゃっくりが止まらなかった。
黒豚と普通の豚肉がどう違うかよく知らないが、旅行中は店でも弁当でも黒豚ばかり食べていた。
そのさんふらわあの和室。
本編では物をどかして撮影したが実際はこんな感じ。
テーブルをどけるのが面倒で、窓側の隙間に布団を敷いて寝た。
「きそ」のカードキー。「いしかり」のカードより濃い色をしている。
裏に磁気テープが付着しており下船後は使用できなくなる。そのため記念として持ち帰れるようになっている。
帰りの新千歳空港→羽田便は満席に近かった。
この航路は仕事絡みの人がよく使うらしく、3週間前の予約時点で大半の席が埋まっており、当日はビジネスマンばかりだった。
羽田から自宅まで2時間掛かった。飛行機は下りてからが面倒。
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