無職閑散期一人旅2 - 天野ゲーム博物館 -
旅の二日目(15日)は愛知県西尾市の天野ゲーム博物館へ。
※リンク先は情報が古いので、稼動ゲームなどの最新情報は地元常連のツイッターなどを参考にするのが確実です。
この日も朝から雨だった。
しかも名鉄本線に乗るはずが、昨夜乗った名鉄空港線に乗ってしまった。いくら何でも途中で気が付きそうなものだが、昨日は夜でしかも途中駅を殆ど通過したので全然気が付かなかった。
常滑駅で引き返し、1時間20分ロスして名鉄本線に乗り直す。
正午過ぎ、名鉄西尾線西尾駅に到着。
名鉄名古屋駅から46km、790円。間違えなければ1時間弱で着く。
※名古屋鉄道は名古屋駅を中心に放射状に広がり、途中知立駅や新安城駅でさらに枝分かれしています。そのため分岐を間違えやすく、間違えた後の復帰も面倒です。路線図の持参をお薦めします。
駅西口から背の高いビルを目指し、ビルの横の道を駅と反対方向に向かうと左に天野ゲーム博物館が見える。徒歩5~7分。
店の入口には館長手書きの注意書きなどが張られている。
入口から奥を見る。(撮影および掲載は館長の許可を得ています)
ここではゲームをプレイする最初の人が電源を入れ、以降閉店までそのゲームの電源を切らないことになっている。電源のオンオフを極力少なくすることで基板の寿命を延ばしているらしい。
右にはお目当てのゴルゴ13の筐体が見える。
初めて見たゴルゴ13の筐体。これを遊びたかった。
ありがたいことに1プレイ50円のイージー設定だった。
聞くとすぐに終わってしまうので長く遊んで欲しいからこうしたとの事。ただし諸事情により5月から100円に値上げするそうだ。
ここぞとばかりに遊びまくった。スコープも調整済みで良好だった。
ゴルゴ13の筐体から奥を見る。
右にはグラディウスシリーズが勢ぞろいし、奥には多くのビデオ筐体が並んでいる。初代グラディウスは5枚あったバブル基板のうち最後の一枚だそうだ。天野さんいわく、基板は遊んでなんぼなので、延命策は施してもコレクションとして保管するつもりは無いそうだ。
これが博物館目玉のVIPルーム。
右の柱の機械にカードキーを差し込むとドアが開くようになっている。
カードキーは以前は会員登録をすればすぐにもらえたそうだが、現在は申込者が増えすぎて発券が追いつかないため、新規の入室希望者は会員登録後に館長からカードキーを借り受け、退店時に返却するようになっている。
会員登録の方法は、備え付けのアンケート用紙を書いて館長に提出し、面接(ちょっとしたチェック)を受けてから運転免許証を提出する。免許証はアンケート用紙とともにコピー機で複写され返却される。その後VIPルームのカードキーを借りることが出来る。
これがVIPルームのカードキー。
「天野スポーツの~」となっているが、ここは元はスポーツ用品店で、釣具なども扱っていたそうだ。
VIPルーム入口から中を見る。
多くの大型筐体や貴重なゲーム筐体が設置されている。
まっさきに目を引いたのがパックマンの純正筐体。
コイン投入口とレバーを見比べると分かるように、レバーが地面に対してほぼ水平に設置されている。
昔はこういったレバーの筐体がかなりあった。
インベーダーのオリジナル基板。
インベーダーはかつての大ヒット後、雨後の筍のようにコピーが出回り、私もそのいくつかは遊んだことがある。そんなコピーの礎となったオリジナル基板は現在ここでしか稼動していない。
数十年ぶりにプレイしたら3面で終わった。2750点だった。
かつて高嶺の花だったダライアス2。
イージー設定の連付き(遅め)なのでストレス無く遊べる。
ボディソニックは切ってあったがスピーカーは問題なく、私がいる間は他に客が来なかったのでBGMやSEがよく聴き取れた。
初代ダライアス(ニューバージョン)。これも連付き。
筐体の上のポップは初めて見たがオリジナルかは不明。
博物館では14時半頃まで遊んだ。
カードキーをお返ししようとしたら、ちょうど館長も医者に行くとのことで、最後に少し話してからお別れした。
★天野ゲーム博物館
・愛知県西尾市高砂町41 0563-56-2670
・営業時間9:00~24:00(年中無休)
・最寄り駅:名古屋鉄道西尾線西尾駅(約0.4km)
※駐車場や最新情報は地元マニアのツイッターなどをご確認ください
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