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2015年4月10日 (金)

レトロ自販機店「オートレストラン24」 ~ 「ゲーム24石上店SAITO」

桜の名所へ行こうと桜前線の予報を見ると、栃木県矢板市の長峰公園が目に付いた。しかも付近にはレトロ自販機店もある。

青春18きっぷ期間では4月9日しか選択肢が無かったため、9日長峰公園がある矢板へ向かった




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長峰公園で桜を見た後、国道4号沿いのオートレストラン24へ。
最寄駅はJR東北本線の矢板駅で、駅から1.6km(徒歩約20分)。設置レトロ自販機は2015年4月現在日清カップ麺のみ。

写真は国道4号を北に見ている様子。オートレストラン24は左の書店とその奥の焼肉店との間にある。

★オートレストラン24(地図)
・栃木県矢板市中438-69
・営業時間不明(基本的に無人なので24時間と思われるが確証無し)
・設置自販機:日清カップ麺自販機(2015年4月現在稼動中)
・最寄り駅:JR東北本線矢板駅(1.6km)




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外観。一見ただの廃屋に見える。いかにも狭そうだ。

非常に目立たないので意識して探さないと車では通り過ぎてしまうだろう。この道は過去何度も通ったが、ここがレトロ自販機設置店とはおろか目に留まったことすら無かった。それほど目立たない。




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店内は汚い上、灰皿に吸殻があふれていた。
一目、健全な人間が入る場所ではないと分かる。

正面と左にパチスロ筐体、右にたばことカップ麺の自販機、入口右手にガムとコンドームの自販機、そして奥にはアダルト雑誌とアダルトDVDの自販機がある。




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レトロ自販機は日清のカップ麺自販機のみ。
隣の両替機はなかなかのボロさで良い味を出している。




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メニューは市販品と一緒で懐かしさは感じない。

200円という価格は今となっては高いが、オートレストラン全盛期(コンビニが無かった頃)はごく普通の価格設定だった。当時は夜中に営業している店が少なく、オートレストランの自販機は空腹を満たしドライブの疲れを癒す場として貴重だった。そのため200円でも商売として成り立っていた面があった。

この後、もう一軒の店でオーナーから聞いたところ、オートレストラン全盛期はトラック運転手の客足を軸に売れ行きが良すぎて商品の補充が追いつかないほどだったという。




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カップ麺の給湯口は持参したカップ麺にタダでお湯を入れることができた古いタイプとお湯のタダ入れ防止策が施された新しいタイプがあったと記憶している。

※2015年5月22日、オレンジハット薮塚店にて新タイプと思われるカップ麺の自販機を見つけた。(当該記事)




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箸の取り出し口と商品の取り出し口。右はおつりの返却口。

おつりの返却口の蓋は昔は金属製だったので指で押し開けるまで中身が見えなかった。そのため昔は子供たちが自販機の返却口に手を突っ込む光景がよく見られた。かくいう私もそうだった。




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アダルト自販機。これは昔痛い目にあった。

中学の頃、どうにかエロ本を手に入れようと夜3時頃自販機に行き、表紙が美人だった800円のエロ本を人目を気にしながら大急ぎで買い、家で中身を見たときの衝撃は今でも忘れられない。

中学生だった私は心に深い傷を負い、大人への不信感を強く募らせた。なおその本は駅前に置かれた青少年に読ませたくない本を入れる投書箱に投げ捨てた。




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そんな悪夢を振り返りながら陳列棚の製品を見渡すとこれが目に留まった。1200円か…と財布の中身を確認する。

が、買わなかった。煩悩より昔のトラウマが勝った。
アダルト自販機は、まさしく「パンドラの箱」だと思う。




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オートレストラン24を後にし、国道4号を北へ歩く。

矢板駅から8km、オートレストラン24から6.4kmの道のりだが、この辺は2007年から2009年に掛けて何度も自転車で走っている。その思い出に浸りながら歩いたので気が紛れて疲れなかった。




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次に向かったのは大田原市のゲーム24 石上店SAITO
最寄駅はJR東北本線の野崎駅で駅から2.6km(徒歩約40分)。レトロ自販機は2015年4月現在日清のカップ麺のみ。

ここは以前から知っていたが入るのは初めてだった。

★ゲーム24 石上店SAITO(地図)
・栃木県大田原市上石上1765-2
・営業時間不明(基本的に無人なので24時間と思われるが確証無し)
・設置自販機:日清カップ麺自販機(2015年5月現在稼動中)
・最寄り駅:JR東北本線野崎駅(2.7km)
※野崎駅から最寄りの「石上小学校前」まで平日土曜限定で1日3本バスが出ているが、使い勝手が悪く歩いたほうが早い。




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この店と先ほどのオートレストラン24は経営者が一緒で、現在は元オーナーの妻が経営しているそうだ。




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店の外に掲げられた古めかしい殺虫剤の看板。
写真の人物(水原弘)のデビューが昭和34年で死去が昭和54年なので、その間に作られたものと思われる。




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店の入口から左手を見る。
稼動中のゲーム機はパチスロ筐体がメインで、ジャグラーシリーズや5号機以降の筐体が設置されていた。左にぽつんと置かれているのはセガのマージャン用のビデオゲーム筐体で稼動はしていなかった。




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入口から正面を見る。
たばこや飲料の自販機がある程度で特にめぼしいものは無い。




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入口から右奥に進むとカップ麺の自販機が並んでいた。
ともに日清食品のもので片方は稼動中(オートレストラン24と同じ)、もう片方は陳列棚の見本が抜き取られて放置されていた。

両替機やアダルト自販機はオートレストラン24と同じ物だった。




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うどん・そば自販機の名残り。
うどんそば自販機は経営を圧迫するのでやむなく撤去したそうだ。

ここには私以外にもレトロ自販機マニアがたまに来るそうで、オーナーの女性からその事や、自販機店立ち上げ当初から現在までの経営にまつわる話を聞くことができた。

聞くと元オーナーの夫が店を立ち上げた際、この女性はまだ29歳だったそうだ。笑顔が素敵なので写真を取らせてくれと頼んだら恥ずかしいからと断られたが、雰囲気的に昔は美人だったように見えた。




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現在はパチスロ機の売り上げで収支はトントンだそうだ。年金を受けているのでそれでもやっていけるらしい。

色々きついのかなと思いきや、手間が掛からないのでトントンでやって行けるなら良い商売だよと話していた。




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かなり珍しいコダックのポケットカメラ自販機(非稼動)と、演歌歌手のサイン入りポスター。

色あせたポスターのこの歌手、なんと現在も現役で去年8年半ぶりに新曲を出したそうだ。


帰りは野崎駅まで歩き、18時前の列車で家路に着いた。
帰宅ラッシュが始まっていたようで宇都宮まで混雑で座れず、宇都宮で座れたものの、常に空席が無い状況だった。




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最後に桜の模様を。

長峰公園は矢板駅から徒歩10分程。(地図)
平日の昼なのでさほど人は居なかった。駐車場や施設の規模などを見ると休日は混みそうだ。桜はほぼ満開だった。


4/9(木曜平日)の列車詳細
12時56発 宇都宮線快速 久喜→宇都宮 15両 (乗車率30%)
13時50分発 東北本線 宇都宮→矢板 4両 (乗車率60→20%)

17時51分発 東北本線 野崎→宇都宮 4両 (乗車率90%)
18時41分発 宇都宮線快速 宇都宮→久喜 15両 (乗車率90%)
※全列車とも端の車両に乗車。帰りの宇都宮までは帰宅ラッシュ開始直後でやや混雑し、宇都宮から久喜まではラッシュと逆方向だったが快速なのでやや混雑した。直後の各停はガラ空きだった。

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