渡良瀬サイクリングロード ~ 渡瀬駅再び(輪行)
先週に続き、東武佐野線の渡瀬駅を再訪した。(前回の記事)
出発は17時半、到着は20時。涼しくなったせいか、サイクリングロードは散歩する人たちや自転車乗りの姿が目立った。
この日は一般道に車が多く、サイクリングロードまでの10kmが苦痛だった。サンデードライバーなのか、彼ら(彼女ら)が脇道から合流するときは自転車や歩行者への確認が疎かになっていることが多い。
この日もこちらが危険予知しなければ轢かれていたケースがあった。
「お前たちこそ危険予知しなければダメだろ」と思いつつ、今後はサイクリングロード最寄の新古河駅などへの輪行を視野に入れたほうがいいかなと、三国橋の先の新古河駅が見えたとき、そう思った。
東武佐野線渡瀬駅。
寂れた雰囲気が最高だが、この日の駅前は結構車の往来があった。
横の電話ボックスは誰も使っていないのかもしれない。ただ、私のようにいまだに携帯電話を持たない人間や、携帯電話の電池が切れたときなどの緊急用として、こうして残っていると心強い。
ローカル駅と公衆電話。
どちらも今の世の中にはなじみが薄いものだが、全国津々浦々道路網が整備され、スマホやパソコンで殆どの用が足せる便利な世の中にこそ、あえてこういった物を味わうのが私にとっての楽しみでもある。
世の中に窮屈さを感じたら、携帯電話を家に置き、地図を持たず、なんとなく気になっていた場所に行ってみることをお薦めする。
「こんな所だったのか!」と新しい発見に驚き喜ぶこともあるし、「なんだ、こんなものか」とがっかりすることもある。
でも、それでいいと思う。
不便さや失望を受け入れ、未知の場所へ思いを馳せている時間を楽しむのだ。事前に行き先を事細かに調べ、せっかくの驚きや失望を拭い去ってしまっては、旅の魅力が薄れてしまう。
夜空を見上げるたぬきたち。
静まり返った小さな駅の前に3匹、ちょこんと立っている。
渡瀬駅は朝晩に駅員がいないため、無人駅によくある乗降車駅証明書の発券機が設置されている。
記念用と清算用とで2枚頂いた。これは日付と時刻が印字されているので、後に見返したときの記憶の発掘に役立ってくれる。
この日、新しい輪行袋(タイオガ:コクーン)を初使用した。
7年前に買った初期コクーンに比べ、大幅に小型・軽量化している。初期コクーンは肩掛けベルトを除いてきつく巻けば広口のボトルケージに辛うじて収まったが、現コクーンはそんなことせずとも楽に収まる。
反面、かつては前部と後部で大きく開閉できたジッパーが現コクーンは後部しか付いていないので、ジッパーの隙間からフレームを掴みにくい。少しの移動なら自転車を肩に掛けず、シートチューブやトップチューブを持ったほうが楽なので、それをやりづらくなったのは残念だ。
生地は改悪されているように感じた。
現コクーンは生地が薄く滑りが悪いため、収納の際、生地がペダル等に引っ掛かりやすい。また縫製は頼りなくジッパーはヤワな作りだ。
一方、初期型コクーンは自転車を縦にして上から袋をかぶせると生地の重みと滑りでスルスルと収納できて楽だった。縫製やジッパーもタフだった。ただしとても重く、これは発売当時から指摘されていた。
駅のそばの井上運輸の飲料自販機。
駅周辺の自販機はここしか無い。
2段目の右にタリーズのホットコーヒー、下段右に同じくコールドがある。
タリーズコーヒーが好きなので見るとつい買ってしまうが、最近胃の調子が良くないので、飲みすぎないように我慢している。
9/27(土)の列車詳細。
20時42分発 葛生発→館林行き 2両編成 ガラ空き
※館林駅での乗り換え時間は普通列車7分、特急列車4分。
20時52分発 太田発→久喜行き 6両編成 空き
21時21分発 久喜発→中央林間行き(直通) 10両編成 ガラ空き
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