GW旅行その1 - SLもおか・ばんえつ物語 -
普段温厚な職場のS君が『ふざけてる、どこにも行けないじゃないですか!』と声を荒げるほど3月と4月の土曜の天気はふざけていた。
かくいう私も度重なる雨で満足に撮り鉄できなかった禁断症状が限界に達したため、天気の良いGW前半に勝負をかけるべく、土曜出勤の帰りに春日部でレンタカーを借りてそのまま北へ向かった。今回は2日レンタル。
初日の目的地は福島の磐越東線。
直接向かうにはまだ時間が早かったので、ひとまず真岡へ。
6002列車(C11-325 下館行き) 茂木-天矢場(2012年4月28日) ※C-PL使用
道の駅もてぎ。昼に家を出たので返しのみ撮影。
直前までこいのぼりがはためいていたのに直前に風が弱くなってガックリ。
6002列車(C11-325 下館行き) 折本(2012年4月28日)
追っかけるつもりはなかったので6103レを狙うため折本へ向かったら、道路が空いていて悠々と間に合ったので橋の上から2発目を撮影。
が、その6103レは地元の撮影者と話していたら間に合わず断念。このまま引き上げるのもなんなので仕事を終えたC11を見に真岡へ。
SL運行を終えた後の真岡駅。撮影者は私を含めて3人だけ。
C11-325の誕生は66年前。
こんな蒸気機関車が60年前は当たり前のように走っていたのかと思うと感慨深い。いま走っている電車もやがてすべて現役を退く日が来るだろう。その頃には私はもう生きていない気がする。
私とC11、どちらが長生きするだろう。
そんなことをぼんやり考えていると17時を回ってい。
今日の仕事を終えたC11-325を見送り、福島へ向かった。
8226列車(会津若松行き) 徳沢-上野尻(2012年4月29日)
翌朝はばんえつ物語号の撮影へ。
18きっぷ(徒歩)では行けないポイントを重点的に探した。
本命の上野尻-野沢間のR49の陸橋は歩道が狭く手持ちになる上、早くからスタンバイすると車の邪魔になるので断念した。
しかしばんえつ物語号の沿道はなぜこう殺気立ってるんだろう。
警察車両が張っている所ではスピードを落とすのに警察が視界から消えると途端に暴走し、狭い道でも無理矢理パスしてくる。工事現場の片側通行地点でも隙を見て先頭車をパスするし、右折や信号待ちでも追い抜きを掛ける余裕の無さ。
こういう奴らは頼むから公道を走らないで欲しい。
だいたい山都で撮って会津若松までもう一枚撮ろうというのが虫が良すぎる。新潟のほうで撮って津川などの長時間停車を利用して追いかけるならまだしも、山都を出てから追いかけるってどこまで意地汚いんだか。
もしかして私のほうがおかしいのだろうか?
コーナーでタイヤを鳴らし、2台後ろまで加速音が聞こえるほどアクセルを踏み込み、前の車にテールトゥノーズで攻め込むのが正しい運転なのだろうかか?
私は運転に自信が無いし、事故は絶対に嫌なので追いかけはしない。
道路のパトカーを見てホッとしたのは初めてだった。警察も権限をフル動員して無理な追いかけを強く規制してほしい。
8233列車(新潟行き) 喜多方-山都(2012年4月29日)
返しは特に撮る予定が無かったので喜多方で撮影。
ここは18きっぷで初めてばんえつ物語号を撮った所だ。
前回と違うのはSL通過前にパトカーが来て違法駐車や不法侵入を取り締まるようになったため撮影しやすくなった点だろうか。
この後R118、R121回りで湯野上温泉駅を経て男鹿高原駅へ。
「その2」に続きます。
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