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2011年8月15日 (月)

磐越東線 - 真夏の行軍16.3km -

18きっぷのシーズンに頭を掠めるのが磐越東線。
キハ110を撮るなら八高線でいいのに、やはりそこは譲れないこともあって磐越東線へ遠征。

小山から水戸線~常磐線と乗り継ぎ、10時50分にいわき駅へ。
ところが列車が遅れて2
時間半に1本しかないバスを逃がしてしまった。こうなったらヤケクソだとポイントの確認を兼ねていわき駅から小川郷駅まで歩き通した。ちなみに距離は10km。




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途中で500mlの飲料を2本飲み、タオルを汗浸しにして小川郷駅へ。
汗まみれのシャツとタオルを交換し、列車に乗って隣の江田駅へ。

この日は江田-小川郷間の昼~夕の2往復に勝負を掛けた。
効率的には郡山-小野新町間のほうが本数や撮影地の面で有利だが、辺境の磐越東線を撮りたかったので初志貫徹で臨んだ。





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キハ110系(732D) 川前-江田

江田周辺は線路が道路より高く、しかも木々や雑草に覆われているため、事前に航空写真と地形図で狙いを付けていた箇所はことごとくダメだった。




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743D 小川郷-江田

磐越東線に惹かれる一つが駅名。
シンプルで味気ない駅名から辺境の凄みを感じる。漢流鉄写録の藤田漢さんは磐越東線の「夏井駅」に魅力を感じたそうだが、
私は「小川郷駅」に魅力を感じた。




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736D 江田駅

「郷」という字は白川郷のように辺境の地を思わせる一種の凄みを感じる。
伊豆箱根鉄道の「牧之郷」や、関東鉄道の「大田郷」など、ローカル路線の駅名で「郷」が付く駅や路線にはなにか惹かれるものがある。




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1754D 小川郷-赤井

ここはあるサイトの写真から地図とロケハンで場所を特定した。
表記に誤りがあって特定に骨が折れたが、その労力に見合う場所だった。





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今日撮った写真は駅撮りの一部を除いてすべて掲載した。
真夏に16km歩いたり、ロケで苦労したあげく撮影機会が少なかったこともあって、一球一球(一撮一撮)が全力だった。

これがいま自分が出し切れる力のすべて。
あらためて藤田さんのロケハン能力と実力の高さを実感した。




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帰りは小川郷から小野新町を経由して郡山から東北線で帰路へ。

東北線は乗り鉄はそこそこいたが、撮り鉄はさすがに私だけだった。また行きの常磐線では墓参りや里帰りの人たちを多く見かけた。
路線や時間で客層が大きく変化するのもこの時期の特徴だと思う。なお帰りの宇都宮21:47発上野行きは若い女の子の姿が目立った。

去年の暮れから行こうと思い、ようやく実現した磐越東線の撮影。
いわき駅でバスを逃がしたときには心底嫌になったし、足が棒になるまで歩き回り、アタリをつけていた場所はことごとくダメで散々だったが、終わってみると充実感のある行軍だった。

正直、磐越東線は車がないと話にならない。
ペットボトルを6本空け、持参した3回分の着替えをすべて使い切る猛暑日には徒歩での行軍はあまりにもつらいし、そうでなくとも効率が悪すぎる。この日ほど自転車がほしいと思った日はなかった。

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