2012年5月20日 (日)

製品レビュー:Kenco(ケンコー) Zeta EX

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■メーカー/ 製品名 : Kenco(ケンコー)/ Zeta EX(C-PLフィルター)
■レビュー執筆までの使用期間 : 約4ヶ月
■製品内容 : C-PLフィルター、プラスチックケース、外箱、説明書
超薄型設計(ガラス厚0.8mm)。露出倍数(絞り段数)2/3~1EV。



【購入のきっかけ】
緑や青空を奇麗に表現したかったのと、水面や窓ガラス等の反射を抑えて撮影したい
場面が度々あったことから購入。価格は67mm用で約12,000円。
フィルター1枚に12,000円なんて価値を知らない人には信じられない価格に映るだろうし、
実際、私もこんな物もっと安く作れるはずだと不満を抱いていた。

購入の決め手となったの
は従来品より1EV明るいこと。高速シャッターを多用する
鉄道撮影にはもってこいだし、なまじケチって不満を感じながら暗いPLを使い続ける
くらいなら、高くてもこれを選ぶのがベストだろうという結論に辿り着いた。
ちなみに秋葉原のヨドバシカメラのフィルターコーナーで2時間悩んだ末での購入だった。

【比較した製品】
①Kenco C-PL(W)バーニア
: 初心者に優しい目盛り付きで専用ケースも付属しており
それでいて本製品より4000円以上安いので買いかけたが、暗いのが不満で結局却下。
②Kenco C-PL
: 本製品の半額以下で買えるので最初はこれを買おうとしたが
暗いのが不満で結局却下。


★長所・短所
○露出(値の決定)に余裕を持てる。

PLは初購入なので他製品との比較は出来ないが、ニコンD700+タムロンA09IIレンズに
装着している分にはファインダーはさほど暗くならず、露出の低下も僅かで済んでいる。

また明るいからPL効果が劣るといったこともないので価格以外にデメリットを感じない。

×高い。

フィルター1枚が12,000円はあまりにも高い。
パッケージも貧弱なので知らない人が見たら100均製品と勘違いしてもおかしくはない。
しかもワンランク下のPROシリーズや他のC-PLはケースやバーニア(目盛り)が
付いているのにZeta EXだけは何も付かない。これがボッタクリ感を増幅させている。


★その他注意点
非常に薄くて軽いので取り扱いには細心の注意が必要。
フィルター着脱時はフィルターをつかみ損ねて落とすおそれがあるので特に注意





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パッケージの表面と裏面。写真はクリックすると拡大します。
フィルターの他に紙一枚の説明書と薄いプラスチックケースが付属しています。





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PL効果は前枠を回して調整します。

PL効果が最も強くなる角度は光源との位置関係で変わるため「目印」は普段は
あまり役に立ちません。この目印はファインダーではPLの効きを確認しにくいときに
フィルターを直接目の前にかざし、任意のPL効果が得られる角度(目印の位置)を
フィルター再装着時に正しくセットするときなどに使うようです。






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上はフィルター装着時、下はレンズキャップを装着時。
これだけ薄いのにレンズキャップが装着できるのは地味ながら良い点です。

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2012年5月13日 (日)

山万ユーカリが丘線

前から気になっていた「山万ユーカリが丘線」。

路線図を見るとパッと目に付く変わった線形、西武山口線と同じ“新交通システム”、
路線バスに似た地域性の高い身近な駅名…


そんなユーカリが丘線に行こうと思ったのは、自宅(東武伊勢崎線)から牛田駅乗換えで
ユーカリが丘駅まで最短1回の乗り換えで行けると知ったから。
それを知って急に身近な存在に感じてきたので、一度行ってみることにしました。





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山万ユーカリが丘駅。
京成線ユーカリが丘駅から目立たない連絡通路を辿って階段を下りると改札に到着。

京成線のユーカリが丘駅は1日の乗降客2万以上、こちらはわずか600人ほど。
ちょうど馬橋駅のJR常磐線と流鉄流山線の関係に似ていますが、
山万という会社は鉄道事業が赤字になってもびくともしないような大きな企業だそうです。






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山万ユーカリが丘駅のホームと線路。

ユーカリが丘駅-公園駅あたりまでは高層マンションやショッピング街を走り抜ける
近代都市鉄道っぽい感じです。






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ホームエンド。右の白い柵のある所が行き止まり地点。

日陰にポツンと置いてある記念撮影用の張りぼてが無常感を誘います。






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駅構内を撮影していると列車が到着。
日中はだいたい20分間隔で運行されています。





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電車内の路線図。拡大しないと見づらいかも。

ラケット状の線形なので、直線区間の「ユーカリが丘駅」と「地区センター駅」、
そして直線と円の交点の「公園駅」の3駅は2回停車します。






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公園駅。直線(グリップ)と円(ラケット)になる駅です。

下の写真は直線から円に入る部分を撮ったたもの。






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公園-女子大(2012年5月12日)

公園駅で下車し、女子大駅まで散策。

公園駅を出ると線路はラケット(円)内に進入し、ラケットの内側には農地や森林が
多く残っていてのどかな印象を受けます。






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遊歩道沿いの森林。
クワガタやカブトムシが捕れそうな雰囲気。






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女子大駅。

始点から終点まで5km
、ラケット(円)は一周3kmなので、待ち時間などを考えたら
電車に乗らず歩いても良さそうに思えますが、ずっと線路沿いを歩けるわけでもないし
感覚的には路線バスに近いので、それなりに利用客が定着しているのだと思います。

この日はずっと曇り空で、晴天になったのはほんの1時間ほどでした。






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女子大駅のそばには車庫があります(左奥の屋根付きの建物)。

車庫にはこあら2号。運行にあたっていたのは「こあら1号」でした。






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公園-女子大(2012年5月12日)

全般的にカーブがきついこともあってスピードは控えめです。
ただ、この区間の直線は結構スピードが出ていました。






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女子大-中学校(2012年5月12日)

ユーカリが丘線のWikipedia
に記載されているように、ユーカリが丘線は開業以来
一度も事故を起こしたことがないとのことで、国から何度も表彰を受けているそうです。






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女子大-中学校(2012年5月12日)

そういうこともあって近接撮影ではいつも以上に注意して撮影しました。
私のせいで無事故記録が途絶えたら洒落になりませんから。

踏切が無く、ほとんど高い所を走っているから事故が起こりにくいとはいえ
30年無事故は本当にすごい。






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車内。

普通の列車に比べて幅が狭く長さも短く、乗降口は車両真ん中に左右一つずつ。
車内アナウンスは女性の自動音声。声が素人っぽいのが妙にくすぐったい。

この路線はこういう所に隙というか小企業のような身近さを感じるのが好印象(^^
)





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中学校駅。人家のすぐ目の前にあります。

住宅街の合間の無人駅ながら、すぐそばに大きなスーパーマーケットがあるので
利用者はそこそこ多く、この日見た感じではもっとも利用客がいました。


この後、再び曇天となり、天気の回復が見込めそうも無かったので
最後に完乗してから帰路に着きました。






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ユーカリが丘駅で買った一日乗車券とタオル。
ほか手ぬぐいやキーホルダー、ブリキのおもちゃなどもあるそうです。

天気だけが心残りでしたが、散歩がてらのんびり撮影できていい一日になりました。
あと牛田で一回乗り換えるだけで行けるのが気持ち的にも楽でした。

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2012年5月 4日 (金)

GWレンタカー旅行 その3 - 夜の秘境駅 -

その2からの続き。これが最後の記事です。
28日(土)の夕方、真岡からR6に出ていわきへ。


いわきの銭湯で汗を流し、一休みしてから磐越東線の江田駅へ。
江田駅は昨年の夏、18きっぷで訪れた際、磐越東線のなかでも最も秘境色が強い
駅として印象に残っていて、いつか再訪したいと思っていました。

それも早朝か夜。江田駅がいつもと違う顔を見せる時間帯に…





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深夜の江田駅。まるで異世界の入口のような雰囲気が漂っています。

周りには民家が数件あるだけで、さきほどから獣のうなり声がしているにもかかわらず
こんな雰囲気を期待していたので心の中は嬉しさでいっぱいです。






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駅待合所付近にて。おぼろ月は露出が難しい。

露出に苦しみながらひっそりとした深夜の江田駅を黙々と撮る中年の男…。
いつ警察を呼ばれてもおかしくない状況なのに辺りには警察を呼ぶ人の姿すらないので
その心配はありません。






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とはいえ左の茂みからずっと獣のうなり声がしているので臨戦体勢は崩せません。
何か飛び出してきたらいつでも三脚で応戦する体勢を取りながらの撮影です。

ちなみに下の写真は昨夏18きっぷで来たときの江田駅。
立ち位置や画角が異なりますがミラーの位置などで何となく構造は分かると思います。






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もし獣が襲ってきたら顔にライトを当ててひるんだ隙に三脚を振り回す手筈だったので
長時間露光中に出てこられるとまずかったんですが、なんとか無事に撮影を終えました。

写真は江田駅のホームからの夜空。
星が小さいので拡大しないと見えないかもしれません。






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…で、2日目(4/29:日曜)の夜。
喜多方で夜を明かし、湯野上温泉駅に寄って締めに秘境駅「男鹿高原駅」へ。

この駅はそれなりに列車が来るし駅構内はあまり秘境らしさを感じませんが
駅周辺はなかなかの秘境で、最初は駅入口が分からなくて行き過ぎてしまいました。






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東武本線の駅名や運賃が入っているのを見ると、なおさら身近な印象を受けます。
ただ、やはり秘境駅として認定されているだけあって駅ノートは備えられていました。

せっかくなのでノートに記念書き込みし、最終列車を見届けることに。






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318列車(上り最終列車:普通「東武日光行き」) 男鹿高原(2012年4月29日)

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313列車(下り最終列車:普通「会津高原尾瀬口行き」) 男鹿高原(2012年4月29日)


「秘境駅で最終列車を見送る」

まさにこれこそが無人駅や秘境駅における極上の楽しみ方だと思う。
終電を見送り、少々の名残りを残しながら引き上げるのがまた良い。

もっとキチンと撮れば良かったと思いつつ、奇麗に撮るために来たんじゃないから
これで良かったのかなと思いなおして帰路へ。


…以上、総走行距離880km、二日間の旅が終了。
人足が途絶える夜から深夜にかけて一気に移動し、深夜から夜明けまでに寝るという
結構ハードな旅でしたが疲れは無かったです。二日くらいならどうにかなりそう。

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2012年5月 3日 (木)

GWレンタカー旅行 その2 - 桜の公園・桜の駅舎 -

その1からの続きです。日時は初日の28日(土)に戻ります。

今回の記事は日にちごとではなく、テーマごとに書いています。
たとえば同じ日に磐西に行った人がたまたまこの記事を見たとき、SL関連の記事は
気になるけどそれ以外の事はどうでもいいだろうと思って試しにこうしてみたんですが
通して読むと時系列が分かりにくいですね。

二日間の行動順序を書くとこんな感じです。

4/28(土)
12:00出発 → 茂木でSLもおか号撮影 → 折本でSL撮影 → 真岡でSL撮影 →
いわきを経由し磐越東線「江田駅」へ → 滝桜を見に三春へ → 喜多方へ

4/29(日)
7時過ぎ出発 → 徳沢-上野尻でSLばんえつ物語号撮影 → 喜多方-山都でSL撮影 →
湯野上温泉駅を撮影 → 男鹿高原駅を撮影 → 那須塩原SAで休憩 → 翌朝帰路へ



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真岡を出た後、江田駅を経由して滝桜で有名な三春へ。

夜桜に期待して向かったものの、深夜だったので
辺りはただの暗闇。
もっともライトアップしていたら周辺は混雑しているだろうから予想はしていたけど…





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三春を発ち、喜多方で朝を迎え、ばんえつ物語号の撮影地を探していると
桜の奇麗な場所をいくつか発見。

しかし東海と関東と南東北ってそんなに気温差は無いような気がするのに
開花予想や桜前線にかなりの開きがあるのが毎年不思議に思うところ。






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喜多方駅から山都方面に向かった濁川沿いのサイクリングロードの桜並木。
ばんえつ物語号の返しを撮ってから立ち寄りました。

上は望遠で障害物を避けて撮ったもの、下は夕日に照らされた花びら。
右奥に見える車は私が借りたレンタカーです。車有りと車無しで撮って比較したら
どういうわけか車有りの方が良く見えたのでこちらを掲載。







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会津若松でガソリンを入れ、男鹿高原駅へ向かっていると車窓から趣のある駅舎と
見事な桜が見えたので、湯野上温泉駅に寄り道。

素晴らしい景観だけあって、私以外にも撮影者が何人か来ていました。






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2326D(AT-550形) 湯野上温泉(2012年4月29日)

駅に来たからには列車も撮影。

列車を撮影していたのは私だけでしたが、駅舎を撮影する人は結構いて
三脚持参の本格派も何人か見かけました。






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2326Dを撮った後、改めて駅舎を撮影。
温泉が湧き出る竹筒や暖炉まであり、まるで有形文化財にでも登録されてそうな
大変趣のある駅舎でした。

ただ、たまたまかもしれないけど、沿道はわりと車が多く店や施設が目立つのに
鉄道はあまり利用されていなかったのが心残りでした。


この後は本命の男鹿高原駅へ。
磐越東線江田駅の模様と一緒に「その3」に続きます。

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2012年5月 2日 (水)

GWレンタカー旅行 その1 - SLもおか・ばんえつ物語 -

普段温厚な職場のS君が『ふざけてるよ、どこにも行けないじゃないですか!』と
声を荒げるほど3月と4月の土曜日の天気は本当にふざけていました。

かくいう私も度重なる雨で満足に撮り鉄できなかったストレスと禁断症状が限界に
達してしまったため、天気の良いGW前半に勝負をかけるべく土曜日出勤の帰りに
春日部でレンタカーを借りてそのまま北へ向かいました。ちなみに今回は2日レンタル。


初日の目的地は福島の磐越東線。
直接向かうにはまだ時間が早かったので、ひとまず真岡へ。





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6002列車(C11-325 下館行き) 茂木-天矢場(2012年4月28日) ※C-PL使用 

道の駅もてぎ。昼に家を出たので返しのみ撮影。
直前まで風があってこいのぼりがはためいていたのに直前に弱くなってガックリ。






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6002列車(C11-325 下館行き) 折本(2012年4月28日)

追っかけるつもりはなかったので6103レを狙うため折本へ向かったら
道路が空いていて悠々と間に合ったので橋の上から2発目を撮影。

が、その6103レは駅で地元の撮影者と話していたら間に合わなくなり断念(^^;
このまま引き上げるのも難なので今日の仕事を終えたC11を見届けに真岡へ。






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SL運行を終えた後の真岡駅。撮影者は私を含めて3人だけでした。

C11-325の誕生は66年前。

こんな蒸気機関車が60年前はごく当たり前のように走っていたのかと思うと
いま走っている電車もやがて見かけることが稀になる日が必ず来るはず。
でもその頃には私はもう生きていないかもしれない。SLも走っていないかもしれない。


私とC11、どちらが長生きするだろう。

…なんてことをぼんやり考えていたら17時を回っていたので、
今日の仕事を終えたC11-325を見送って次の目的地、福島へ。





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8226列車(会津若松行き) 徳沢-上野尻(2012年4月29日)

翌朝はばんえつ物語号の撮影へ。

18きっぷ(徒歩)では行けないポイントを重点的に探し回った結果、ここで撮影。
本命だった上野尻-野沢間のR49の陸橋は歩道が狭く手持ちになる上、
あまり早くからスタンバイしていると車の邪魔になりそうだったので断念。


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しかしばんえつ物語号の沿道って、どうしてこうも殺気立っているんだろう。
警察車両が張っている所はスピードを落とすのに、警察が視界から消えると
途端に暴走し、狭い道でも無理矢理パスしてくる。

工事現場の片側通行地点でも隙を見て先頭車をパスしてくるし、右折や信号停車で
前の車との隙間が開くと、すかさずその隙間めがけて追い抜いてくる余裕の無さ。

こういう奴らは頼むから公道を走らないで欲しい。
もっともこんな所に書いてもそんな奴は減らないから愚痴にしかならないけど。


…だいたい山都の鉄橋で撮ってから若松までに撮ろうなんて虫が良すぎるんですよ。
新潟のほうで一発撮って津川などの長時間停車を利用して追っかけるならまだしも
山都を出てから追いかけるって、どこまで意地汚いんだか。

もしかして私の感覚のほうがおかしいんでしょうか?
コーナーでタイヤをかき鳴らし、2台後ろまで加速音が聞こえるほどアクセルを踏み込み、
前の車にテールトゥノーズで攻め込んでいかないとダメなんですか?

私は車の運転に自信が無いし、事故だけは絶対に嫌なので追っかけはしません。
それに私は頭の回転が鈍く、じっくり考えないと正しい答えを導き出せないので
追っかけて撮ると、ただでさえ下手糞な写真が更に酷くなってもう悲惨です。

道路にパトカーが止まっているのを見てホッとしたのは初めてでした。
警察も権限権力をフル動員して無理な追っかけへの規制(というか抑止)をしてください。



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8233列車(新潟行き) 喜多方-山都(2012年4月29日)

返しは特に撮る予定も場所も無かったので、そのまま男鹿高原へ……と思ったものの、
まだ時間が早くて道が混んでそうだったので、喜多方の濁川近くの撮影地で時間調整。

ここは18きっぷを使って初めてばんえつ物語号を撮影しにきたポイントです。
通過直前にパトカーが来るようになったのと、違法駐車や不法侵入を禁止する看板が
立てられたせいか、人数はそれなりに居たものの落ち着いて撮影できました。

この後、R118、R121回りで湯野上温泉駅を経て男鹿高原駅へ。
「その2」に続きます。

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2012年4月19日 (木)

伊豆箱根鉄道1100系日帰りツアー

来月5月26日に『さよなら駿豆線1100系の旅 日帰りツアー』が催行されるとのことで
昔、西武沿線に住んでいたよしみもあって申し込みました。

ちなみに電話で仮予約した4月17日朝10時時点ではまだ人数に余裕があるものの
最小催行人数(25人)は超えたので催行は確定したとのことでした。


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伊豆箱根鉄道1100系(元西武鉄道701系) 三島駅(2011年8月6日)

去年の夏。まだ青電だった頃の写真です。
伊豆箱根鉄道はこれまで二度撮影に来ており、1100系の引退発表前にも一度訪れています。





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『西武 所沢車両工場 昭和42年』

これまで感じた伊豆箱根鉄道の印象は、温泉名所っぽい名称のわりには
沿線に住宅街が多く、ローカル線というより地元の人の生活路線という感じでした。

…でもなぜかまた来たくなる不思議な路線。





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運転席

1100系の引退を早々と宣言し、その間多くのイベントを催し、遠方の人たちへの
撮影チャンスを多く提供してくれていることには本当に感謝しています。
おかげで埼玉在住の私は日程に余裕を持ち、快適に撮影に来ることが出来ました。
もしこれが一日限りのイベントだったら、埼玉からの道中の長さと予想される混雑に
嫌になって最初から諦めていたと思います。


この手の鉄道ツアーに参加するのは初めてなので楽しみです。
1100系の最後の姿をカメラと目と心に焼き付けてこようと思います。

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2012年4月15日 (日)

東武野田線とちょっと遅かった桜

今週の土曜も雨。
おまけに雨と風で地元の桜がほとんど散ってしまい、まさに泣きっ面に蜂。

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861A(東武野田線8000系) 春日部-藤の牛島(2012年4月15日)

サイクリングがてら半分諦めながら向かった先は、東武野田線の春日部と藤の牛島の
間にある古利根川の土手。ちなみに去年もここで撮りました。

ここは逆光側(北側)と順光側(南側)から撮れるので初めに
逆光側で5本ほど撮影。
撮ったときはこの場所に最も光が差していたので行けると思ったのに
モニタで確認してみると、どうもしっくり来ない。

人間の目は奇麗な箇所をクローズアップして見るから写真とは違って見えるとはいえ

イメージとかけ離れた絵をモニタに突きつけられると、やはりガッカリしますな…(^^;





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824A(東武野田線8000系) 藤の牛島-春日部(2012年4月15日)※C-PL使用

順光側。土曜の雨で殆ど散ってしまいました。
これなんかPLを使わないと写真として成立しないような…。


この列車の前後から土手を通る人がかなり多くなってきたので撮影終了。
最後に風に散ってキラキラと光る桜の花びらも数枚撮ってみたものの、
後でモニタで見たら白くて小さいゴミのようにしか見えなくてガックリ……orz

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2012年4月 8日 (日)

常磐線撮影その2

先日行ってきた常磐線撮影のその他の写真を紹介。

この日の最初の候補地は
大井川鉄道でした。でも桜が真っ盛りということで
沿線各地は大変混雑したようなので、結果的には行かなくて良かったのかもしれません。

昨年冬の18シーズンに
磐西のクリスマストレインを撮りに行ったときのこと。
沿線の撮影地はどこも人がいっぱいで、やむなくただの編成写真にしかならない
下り坂の直線ポイントを目指して歩いていたのですが、撮影地を探し求める焦った車が
タイヤを鳴らし、一時停止を無視しながら歩行者の私のスレスレを爆走したとき、
鈍行で片道5時間半掛けて重い機材を担いで“残り物”の撮影地に向かっていた自分に
とうとう愛想を尽かし、その場でSLを見送り、何も撮らずに帰ったことがありました。


それがきっかけとなり、以来、ネタ物ではない普通の列車にも魅力を感じるように
なってきたので、今となってはむしろ良いきっかけだったのかなと思っています。

…と、そのときそのときで気持ちがコロコロ変わる管理人のつまらないブログですが、
通りがかりでも読んでくれる方々には感謝していますし、いつも読んでくれる人には
本当に感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。






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スーパーひたち3号(E651系11両 いわき行き) 内原-赤塚(2012年4月7日)

このポイント(県道52号陸橋)周辺は、内原駅から線路沿いにイオンショッピングモールに
向かって徒歩10~15分ほどのお手軽な撮影地です。

上り列車は早朝から11時頃まで順光、下り列車は午後から順光です。





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フレッシュひたち5号(E653系11両 高萩行き) 内原-赤塚(2012年4月7日)※C-PL使用

周辺はキャパが広く、イオンも巨大すぎてむしろアクセントとして使えそうだし
土曜朝の水戸線は女子高……ということであと何回か通いつめたいところですが
天気が悪い日は撮りようが無いのがつらいところ。

天気などの理由で真岡に転戦するとき、内原発8:55の水戸線740Mに乗らないと
下館駅でSLに先行できません。かりに小山発6:27の水戸線725Mで来た場合、
撮影時間は40分ほどしか取れず、特急列車の撮影は下り1本、上り2本が限度です。

ちなみにこの日は(10時頃まで)天気が良かったので、真岡には転戦しませんでした。





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フレッシュひたち16号(E653系11両 上野行き) 赤塚-内原(2012年4月7日)※C-PL使用

案外、横顔美人(美男)なE653系。

停車駅が多くシートピッチ(910mm)が狭いので特急としての格は高くない反面、
安く気軽に乗れるので機会があればと思いつつ、18きっぷと普通グリーン車の
相性が良すぎてなかなか…。

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2012年4月 7日 (土)

春の18きっぷ第5弾 - 常磐線撮影 -

春の18きっぷラストは予定を大幅に変更して常磐線撮り鉄へ。

宇都宮線下り始発から水戸線725M(小山6:27発)に乗り継いで内原駅へ。
725Mは18シーズンの土曜に何度か乗っているけど、毎回岩瀬辺りから女子高生率が
高くなるんですよ。それも茶髪にピアス+かかと踏んづけ+食い物ガツガツ+携帯
ピコピコいじくりのアホ女ではなくマニア好みの純朴な女子高生が、です。

この日は運良くセミクロス車(531系?)で、私のボックスが私以外全員女子高生という、
もうこれだけで18きっぷの元を取ったような最高の道中になりました。





20120407a
スーパーひたち11号(E657系10両 いわき行き)
内原-赤塚(2012年4月7日) ※以下全てC-PL使用


『畜生、正面の娘もろツボだったな』と後ろ髪を引かれながら内原のポイントへ。

ところが撮影地の県道52号の陸橋に着くと、上りは鉄塔が邪魔で白岡陸橋のように
編成主体に撮るしかなく、下りは障害物が多すぎて撮影不可と完全にアテが外れて脱力。

一応、こんなときのために真岡に転戦できるようスケジュールを組んでいたので
制限時間まで撮影やロケハンをしていると、障害物だと思っていたショッピングモールが
青い空と白い雲をバックに映えていたので、行けるかなとやってみたのがこれ。






20120407b
フレッシュひたち13号(E657系10両 勝田行き) 内原-赤塚(2012年4月7日)

電車を眺めていた親子の近くで撮影。

『次、何色が来るかな』とE653系のカラーに興味深々な子供と、『なんだろうねぇ』と
自分の上着を風除けに掛けてあげるお父さんに癒されました。

E657は顔が少し怖いけど子供の目にはどう映っていたのかな。






20120407c
フレッシュひたち24号(E653系11両 上野行き) 赤塚-内原(2012年4月7日)

北のほうから暗雲が立ち込めてきたので、これ以降の撮影は断念。
結局、上りは最後まで満足いくものが撮れませんでした。


この後はグリーン車に長く乗って帰りたかったので常磐線経路で上野へ。
こうやって難なく心変わり出来るのも18きっぷの素晴らしいところですね。


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★今回の旅行地
1回目(3月3日):吾妻線乗り撮り
2回目(3月10日):東北本線撮影 泉崎-矢吹
3回目(3月24日):吾妻線乗り鉄
4回目(4月1日):真岡鉄道SLもおか号撮影
5回目(4月7日):常磐線撮影 内原-赤塚

せこいことを書くと、今回の18きっぷは金額にして9000円~1万ほど得をしました。
でも真岡では逆に損をしてるし、東北本線撮影や吾妻線の二回目なんかは18きっぷを
買ってなかったらそもそも行かなかった(出費ゼロ)ので、金銭的な損得で考えるのは
ちょっと違うような気がします。


今回の18きっぷでは、二つほど心掛けていたことがありました。
・無理に遠出せず、本当に行きたい所や撮りたい対象のために使う
・旅程に余裕を持ち、旅を楽しむ

今までストイックにやりすぎたせいもあって、遠方地の撮影に臨むときなどは道中を
想像しただけで嫌気が差すようになってきました。苦しみしか感じない旅にお金と時間を
割くのなら、どこにも行かないほうがマシかもしれません。

今後、自分のなかで18きっぷの立ち位置がどう変わってくるか分かりませんが、
子供のようにもっと素直に旅を楽しんでも良いんじゃないかと自省しながら
夏の18きっぷの発売を待とうと思います。

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2012年4月 1日 (日)

春の18きっぷ第4弾 - 真岡線100周年記念号撮影 -

度重なる土曜の悪天候に我慢できず、やむなく日曜に出動。

これをやると帰宅後も休日モードが抜けず、翌日の出勤が憂鬱になるというリスクがあるけど、
どこにも行けないとそれはそれでストレスが溜まるので、まあいいやと久々に真岡へ。


下館駅では真岡線100周年記念の式典の準備が進められており、市の関係者や地方誌の
記者など大勢の人たちで賑わっていました。

せっかくなので記者に混じって式典を撮影していると、いつの間にかSLの乗降口に
大勢の乗客が列を作っていて、式典が終わった頃にはボックスの空きはゼロ。

多くの乗客で賑わうもおか号を見て一安心しました。





20120401b

下館駅。誰かにHMの曲がりを指摘されて一度は修正したものの
再び曲がってしまいそのまま発車するSL真岡線100周年記念号。

で、私はこれを撮ってからこの日の目的を果たすため後発の列車で茂木駅へ。





20120401c
6002列車(C12-66 下館行き) 茂木-天矢場(2012年4月1日)


この日の走行写真はこれだけ。返し一発狙い。

『晴れた日にSLが正面を向いた俯瞰写真を撮りたかった』
たったこれだけのために5000円掛けて、しかも翌日仕事なのに行ってくるという
お馬鹿なことをするのもたまにはいいんじゃないかなーと。


…というか、もっと自分に正直になりたいというのが本心です。
流行りや定番を追い続けるのは正直しんどい。
だったら好きなモノを好きに撮ろうかな、と。ますます過疎るだろうけど(笑)


18きっぷラストは阿武隈急行、大井川鉄道、伊豆箱根鉄道あたりが有力。
おそらく大井川か伊豆箱根になりそうだけど、家山の桜をもう一度見たいなぁ…。

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